ワンタイムパスワード認証

2022-12-06 (火) 09:08:15

ワンタイムパスワード認証 とは

名称

  • OTP(One Time Password)

概要

  • 使い捨てパスワード方式
  • ワンタイム(毎回異なる)のパスワードを使った認証。
  • 盗聴などによりパスワードが漏洩しても、不正アクセスを防ぐ可能性が高い
  • 生成するパスワードが推測されないようにする必要がある
    • パスワードは疑似乱数文字列を使う。
  • 認証する度にパスワードが発行されるので、ユーザーがパスワードを記憶する必要がない
    • 仕組み上、ユーザーが記憶・記録することに意味がない仕組みにする必要がある
    • パスワードを発行してから一定期間経つと使うことができなくなるなど

ワンタイムパスワード生成の仕組み

  • 事前にパスワードリストをシステムとユーザとが共有して順番に使う。
  • パスワード発生器(トークン)をユーザが保持して、認証の都度パスワードを生成する。
  • パスワード生成は、時刻情報や利用者固有の鍵を元に行う。
  • パスワード生成は、共通の鍵を元に行う。
  • スマートフォンのソフトウェアでハスワード発生器の機能を実装する。
  • サーバ側で生成したパスワードを、あらかじめ登録しておいた信頼できる電話番号へのメールSMS、音声メッセージでユーザに通知する。

ワンタイムパスワードの種類

TOTP

  • Time-based One Time Password
  • RFC6238
  • TOTP」参照

HOTP

  • HMAC-based One Time Password
  • RFC4226
  • HOTP」参照

ワンタイムパスワードの実現方式

チャレンジレスポンス方式

S/Key方式

トークン(携帯認証装置)

  • 専用のパスワード生成システム(トークン)を使って行う方式
  • 時刻同期式
    • タイムシンクロナス方式
    • サーバとクライアントで時間の同期をとり、日時とPIN(ユーザの個人識別番号)を使ってワンタイムパスワードを生成する。

トークンデバイス

  • Gemaltoトークン

関連サイト

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