ARP の変更点


#author("2023-02-13T17:37:38+09:00","default:k1rou","k1rou")
#author("2023-02-26T20:18:56+09:00","default:k1rou","k1rou")
*ARP とは [#z68d993c]
**名称 [#kb0b56ec]
-Address Resolution Protocol

**概要 [#eee2d9ac]
-[[IPアドレス]]([[IPv4]])から[[MACアドレス]]を求める通信プロトコル
--[[IPv6]]ではARPではなく[[ICMP]]v6を使う
-[[OSI参照モデル]]のネットワーク層に対応するデータリンク層を求める

-ARPキャッシュ
--ARPプロトコルにより収集したIPアドレスとMACアドレスの対応表であるARPテーブルに格納する。
--ARPキャッシュに格納されていれば、ARP要求して宛先のMACアドレスを確認しないで[[フレーム]]を生成してIP[[パケット]]を送信することができる

*ARPの仕組み [#s296568f]
-ARP要求
--全ノードに対して[[ブロードキャスト]]でIPアドレスを送り対応するMACアドレスを問い合わせる要求
--全ノードに対して[[ブロードキャスト]]で[[IPアドレス]]を送り対応する[[MACアドレス]]を問い合わせる要求

-ARP応答
--問い合わせに該当するIPアドレスのノードがARP要求したノードに対して[[ユニキャスト]]で応答する
--ARP応答パケットに自身のMACアドレスをセットして応答する

*ARPのデータ構造 [#yb889e6b]
**ARPフレーム [#ua2bce5c]
-1〜28Byte
--ハードウェア種別(2)
--プロトコル種別(2)
--ハードウェアアドレス帳(1)
--プロトコルアドレス帳(1)
--コード(2)
--送信元MACアドレス(6)
--送信元IPアドレス(4)
--あて先MACアドレス(6)
--あて先IPアドレス(4)

*ARPに関連するセキュリティ上の攻撃 [#s3c9389d]
-ARPスプーフィング(ARPポイズニング)
--ARPの応答を偽装する[[なりすまし]]の攻撃手法
--「[[セッション・ハイジャック]]」参照

*GARP [#faf897a5]
-Gratuitous ARP
-あて先IPアドレスに自端末のIPアドレスをセットしてMACアドレスを問い合わせる
-GARPの目的
--自端末と重複するIPアドレスの検出
--同一[[ブロードキャスト]]ドメイン内の全端末のARPキャッシュの更新

*RARP [#se8a6201]
-「[[RARP]]」参照

*Proxy ARP [#g8420af8]

*関連用語 [#sca5c3bb]
-[[Ethernet]]
-[[ネットワーク]]
-arpコマンド([[Linuxのネットワーク]])
-[[MAC(Media Access Control)]]
-[[VRRP]]